本～宝箱から～☆

　　　　　　　　　　　　　　食堂かたつむり　　　　　　　　　　　　小川糸
　

失恋をし、大きなショックを受けて声が出なくなり、山あいのふるさとに帰りつき

不仲の母親から物置を借り、そこで得意の料理の腕を活かしメニューのない一日一組の

「食堂かたつむり」を開く主人公である料理人の倫子。

事前にお客様と面接をし、お客様の事を真剣に想い考えながら

材料は土地のものを使って作っていきます。






この幸せのレシピを食べた人に起こる・・・小さな奇跡

不仲の母親との中も少しずつ変化していく。


読み進むにつれ“食べることの大切さ”を改めて考えさせられました。

読み終わったとき・・・料理をすることに優しい気持ちでむかえる気がしました。


自分の周りに小さな大切なこと・大切なものがあれば

食堂かたつむりで食事をした人たちの・・・小さな奇跡のような

小さな幸せが訪れてくれるような、そんな気持ちになりました


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