本～宝箱から～☆

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　崩壊しかかった家族の再生と
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　「カッコ悪すぎな俺」の成長を描く

　　　　　　　　　　　　　　　　　　勇気と希望の結晶。
　　

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　フリーター、家を買う。　　　　　　　　　　　　　　　有川　浩



友だちからのおすすめの本です

読み始めて前半は泣けてしまいました・・・。

主人公が家族に対してそして、仕事に対しても成長していく姿をみていると

何かをきっかけにして自分自身が大きく変わることができるんだなぁ・・・！と

最後はすがすがしい気持ちになれました。






２５歳の気楽なフリーター生活を続ける主人公。

２０年間の町内の人たちによるいじめにより心を病んでしまった母親。

そんな妻の異変にも気づかない無責任で頑固な夫。

頼りになるしっかり者の娘は嫁いでしまっている。


しかし母親の病気をきっかけに一念発起して

目標を・・・就職すること・１００万円を貯めること！と決めて

崩壊しかかっている「家族」のために　バイト・就職活動・母の看病にと奔走。


主人公といっしょに働くおじさんたちのアドバイスを受け

父親とも徐々に和解していく。


そして・・・母親の病気の原因になった今の「家」を出て・・・

新しく家を買う


  

　　　　　　　　　　　　　　自然が大好きな女の子マーヤは

　　　　　　　　　　　　　　花や草や木にかこまれて

　　　　　　　　　　　　　　すてきな時間をすごします。


　　　　　　　　　　　　　　世界中で大人気の絵本作家

　　　　　　　　　　　　　　レーナ・アンデションが
　　
　　　　　　　　　　　　　　植物を愛する心を伝える絵本。



　　　　　　　　　　　　　　マーヤの植物だより　　　　　　　　　レーナ・アンデション　　作

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひしき　あきらこ　　　　 訳　　　　







マーヤと植物のふれあい・・・

トネリコの木にブランコをつるして　ゆらゆらん。

イチゴのケーキをつくりましょう。

ワスレナグサの草原で　ワルツをおどりましょう。

フウロソウをつんで　あらいたてのかみにかざろう。

ヒルガオの花で　すてきなかんむりを。


自然が大好きな少女マーヤのすてきな時間の過ごし方やふれあい方で

植物との関わりの大切さを教えてもらえるようです







ページをめくるたびにふっと笑顔になれる、そして優しい気持ちになれる絵本です


  

　　　　　　　　私にとっての京都。　それは町並みや景観からではなく
　　
　　　　　　　　京都の人との心の出会いから始まったのです。

　　　　　　　　その、京都の人達との大切な出会いに感謝しつつ

　　　　　　　　１５年以上かけて教えてもらった様々な場所や

　　　　　　　　自分で歩いて見つけたお店などを今回１冊の本にまとめてみました。

　　　　　　　　京都の、そして京都の人の懐の温かさに触れられる旅のお手伝いが

　　　　　　　　できますように・・・。


　　　　　　　　　　　　　　　　　私のみつけた京都あるき　　　　　　　羽田美智子







京都で出会ったステキな人たちによって、心が癒されて・・・元気と勇気を

いっぱいいただいて、お仕事もがんばっているんだなってことが伝わってきます。

紹介されているお寺、お店など羽田さんから直接「ここいいんだよ♪」って

聞いているような感じで読むことができました






はじめて京都を旅する人も何度か訪れている人も・・・

京都ですてきな出会いがありそうです

京都に行ってみたくなりました

  

　　　　　　　　　　　心が癒される不思議な力を持った銅版画詩画集。


　　　　　　　　　　　　　　柔らかな春の海　　　　　　　安井寿磨子



　　　　　　　　　　　　　　いつも　平穏であるとは限らない

　　　　　　　　　　　　　　でも　柔らかな春の海が

　　　　　　　　　　　　　　そこに在ることを

　　　　　　　　　　　　　　覚えていてほしい


　　　　　　　　　　　　　　戻るところ
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　信じるところ

　　　　　　　　　　　　　　真実の場所　
　
　　　　　　　　　　　　　　さんごの花咲くところ






数々の個展やグループ展などで、繊細なエッチングの線上に、一枚ごとに手彩色された

作品を発表しています。


童画のように優しい画面そして淡く繊細なタッチは、幻想的で不思議な独特な世界観を

表現しています


書籍の装画制作として村上龍さん、藤本義一さんなど著名作家の表紙や

雑誌・新聞・ポスターなど幅広い活躍をしている銅版画作家さんです






可愛い作品の中にあたたかさと優しさそしてちょっとした不安のような・・・

どこか・・なぜか・・不思議な感じがする作品。

本を眺めていると、こころがほっと癒されてきます


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　　　　　　　小さな幸せは、何かの下に、誰かの後ろに隠れていて

　　　　　　　なかなかみつけだすことができません。

　　　　　　　そのうえ控えめなので、気がつかないことが多いのです。

　　　　　　　窓を開けるように心を開き耳を澄まし、輝く目を持ち

　　　　　　　毎日の営みの中で小さな幸せをみつけてみましょう。


　　　　　　　　　　　　小さな幸せみつけた　　　　　　　石村由起子







奈良の人気雑貨店オーナーの著者は、しあわせを見つける達人

単調な毎日の営みの中・・・

ちょっとした工夫で新鮮で温かな「気持ちいいね」って思える素敵な

時間を過ごすことができる・・・。

そんな小さな幸せの見つけかたや過ごしかたのヒントがいっぱい詰まった一冊です。






２００４年から「秋篠の森」がオープンし、ホテル「ノワ・ラスール」

食の円居「なず菜」、ざっか「月草」を営み、季節の息吹を取り入れ

心地よい空間づくりを続け、そして人との出逢いをたいせつにし・・・

奈良をそして秋篠の森をゆっくり旅してみたくなりました～♪

  

１０年ほど前になりますが、近くのデパートで“堀井和子”さんの

お話が聞けるということで楽しみに出かけていきました

うきうき☆ドキドキしながら・・・。


堀井さんはとっても小柄で・・・そしてとっても可愛らしい声♪

“好き”なことを“大切”に生活すること。

そしてしっかり“こだわり”をもってシンプルに生活すること。

お話の中から、素敵な暮らしをされているんだぁ・・・って感激しました

その時サインをしていただいた本が２冊♪





　　　　　　　　　　　　　　　《早起きのブレックファースト　　堀井和子》

かわいいイラスト・文・写真そして簡単レシピのエッセイ。

日常を楽しくていねいにゆったりと生活する日々・・・。素敵ですね♪






　　　　　　　　　　　　　　《週末の庭の手作りノート　　堀井和子・横山美恵子》

野菜やハーブを育てて、摘んで、料理する。

自分でたいせつに育てたものを、料理したりブーケにしたり。収穫する楽しみがいっぱいです♪

  

花柄に代表される、美しくて独創的な柄や色使いで知られるイギリスの老舗、リバティ。

その花柄にずっと憧れていた雅姫さんが、オリジナルの柄を作ることに・・・。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《　雅姫のリバティノート　》




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜表紙の柄は　“Masaki　＆　Garden”＞

　　　　
　　　　　　「リバティでオリジナルの柄が作れる！」

　　　　　　そんな夢のような企画が実現して

　　　　　　“Masaki　＆　Garden”　“Gre　＆　Mori”　“Birthday”の

　　　　　　３つの柄が生まれました。

　　　　　　理想のファブリックができるまでのプロセス

　　　　　　そして３つの柄に込めた雅姫さんの思いがここに。
　

モデルそしてデザイナーの雅姫さんと英国老舗リバティとの出会い

そこから生まれた素敵なオリジナル柄の生地からさまざまな

自由で遊び心のあるハンドメイドのアイデアが紹介されていて

本を眺めていてもワクワク感が伝わってきまーす






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　　　　　　　　　　　　たいせつなこと　　　　マーガレット・ワイズ・ブラウン　さく

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レナード・ワイスガード　え

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うちだややこ（内田也哉子）　やく







「スプーン」　「ひなぎく」　「りんご」　「そら」　「くつ」・・・

それぞれにとって　たいせつなことが

１ページに数行・・・ひらがなだけで書かれたことば。


シンプルなことばで　あたりまえのこと、なにげないことを綴っている中に

そのものの本当に「たいせつなもの」をあらためて気づかせてくれる

そしてどんなもの、どんなことにも意味があるんだよ・・・って考えると

心がジ～ンと温かくなってきます。






そして最後のページに　　あなたはあなた

あなたにとって　たいせつなのは　あなたが　あなたで　あること


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　　　　　　　　　　　　　　食堂かたつむり　　　　　　　　　　　　小川糸
　

失恋をし、大きなショックを受けて声が出なくなり、山あいのふるさとに帰りつき

不仲の母親から物置を借り、そこで得意の料理の腕を活かしメニューのない一日一組の

「食堂かたつむり」を開く主人公である料理人の倫子。

事前にお客様と面接をし、お客様の事を真剣に想い考えながら

材料は土地のものを使って作っていきます。






この幸せのレシピを食べた人に起こる・・・小さな奇跡

不仲の母親との中も少しずつ変化していく。


読み進むにつれ“食べることの大切さ”を改めて考えさせられました。

読み終わったとき・・・料理をすることに優しい気持ちでむかえる気がしました。


自分の周りに小さな大切なこと・大切なものがあれば

食堂かたつむりで食事をした人たちの・・・小さな奇跡のような

小さな幸せが訪れてくれるような、そんな気持ちになりました


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　　　　　　　イルカみたいに生きてみよう　　　　　　小原田　泰久


家族や友だち恋人との人間関係、そして学校や仕事のこと、病気のこと・・・

生きていくためには、たくさん悩むことがあります。

そしてイライラしてしまうことも・・・！

もしかしたら毎日が悩みの連続かもしれませんね。

上手にココロのコントロールができたらいいんですけど。



　

　　　　人生が楽しくない人、悩みがつきない人。

　　　　イルカから学ぶことはたくさんあります。

　　　　そして、イルカが教えてくれたことを実行すれば、毎日がウソみたいに楽しいし

　　　　悩みなんかどこかへすっ飛んでいってしまいます。

　　　
　　　　「なあんだ、そんなことくらい」

　　　　と思うことが、書いてあるかもしれません。

　　　　けれども、世の中で起こっていることは

　　　　「なあんだ、そんなことくらい」

　　　　と言ってしまえることばかりなのです。

　　　　それをことさらむずかしく考え、勝手に落ちこんでしまっているのが人間なのです。

　　　　たいしたことなど何ひとつないのです。

　　　　「もっと気楽に生きれば。　もっと肩の力をぬいて楽しめば」

　　　　イルカたちは笑ってますよ。　　　　　　　　　　　　　　　　（本文より）


しばらく前、イルカに関する本や映像、イルカウォッチングなどブームになりましたが

殺伐とした世の中で、あらためてこの本を手にとってみると・・・

自由に楽しくのんびりと、そして温かな心で毎日を生きていくこと。

そして自分の周りをしっかりと見つめなおしてみること。

ゆっくり・・・ゆっくり・・・が大事ですね♪


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　　　　　青柳啓子さんのナチュラルな暮らしを楽しむヒント　　　　　　主婦と生活社　　　


　　　「何色の布を使えば　やすらぐかしら・・・

　　　どんなものを飾れば　居心地がよくなるかしら・・・

　　　考えれば考えるほど　やっぱり“手作り”しかなくて」
　　　

自分の楽しみのために　家族が気持ちよく過ごせるように・・・　　

布花、工芸盆栽、リース、ステンシル、ワイヤークラフト、アルミ缶クラフトなど

インテリア小物の手作り　ガーデニング　料理　・・・


自分スタイルの心地よい空間・心地よい暮らしがたくさん紹介されています。





シンプルで温かい手作り感いっぱいのライフスタイル。

季節を感じながら　自然をたくさん取り入れながら　青柳さんの素敵な暮らしを参考にして

生活していけたら・・・素敵ですね♪





　　　キャンドルに灯された炎を眺めながら　静かに１日の終わりを迎えるのもいいですね。


  

　　　　海からの贈りもの　　　　　　アン・モロウ・リンドバーグ　　　　　落合　恵子　訳


この本を読んでいると、心の中にちょっとずつ染み込んでくる言葉がたくさんあります。

（本文より）

　海は、柔軟性こそすべてであることを教えてくれる。

　柔軟性と、そして率直さ。

　わたしたちは、浜辺の砂浜と同じように空っぽになって、そこに横たわっていれば
　
　いいのだ。

　海からの贈りものを待ちながら。



　

日常の生活や生き方を浜辺で集めた貝殻を通して私達に語りかけている。

島でしたこと、浜辺で考えたことで得たことは・・・

所有欲が過ぎると、美しいものを理解できない。

そのためには自分の生活を簡素にし、できるかぎりシンプルに暮らすこと。


１９５０年代のアメリカでのことを書きつづっていますが、現代の私達の

暮らし方にもとても役に立つ内容の本だと思います。


そうそう、車買取店の検索を頼まれていたことを思い出した。

結局、このサイト「傷 凹み 車買取」がいいかなと・・・。


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　　　　暮らしのなかの工夫と発見ノート　「今日もていねいに。」　　　　　　松浦弥太郎



　　毎日ただなんとなく過ぎていってしまうけれどいいのかな？これでいいのかな？

　　そんなことを考えていた時に、ふと目についたのがこの本でした。







　　「暮らしの手帖」の編集長、「旅する本屋」で注目をされ、文筆業もされて

　　いろいろに活躍されている著者からのエール☆

　　毎日を忙しなく生活している中で、自分をしっかり見つめて、自分をもっと大切に

　　しなければいけないこと。

　　視点や考え方を変えてみて、もっともっと・・・ていねいに暮らしていくこと。

　　そうするためのヒントがいっぱい詰まった本だなぁと思いました♪

　　明日からの自分が今日の自分より元気になれそうな気がします。